昨日、無事に朗読発表会を終えてほっと一息付いているところ。
葉野ミツル先生の朗読教室に通いだしておよそ一年。
この一年の間、私は今まで以上に朗読が楽しくなっているように感じている。
楽しく自由に読んで良いんですよという先生のお言葉に、それまでの私の中の何かが溶け出したように、今ではアイディアがふわふわ湧いてきて、取り敢えずやってみよう!とトライするようになっている。
始めは人の前でトライするって恐くってなかなか出来なかった。変なことしていたら恥ずかしいじゃない。
でも今では、もしそれが変なことだったとしてもトライしている事が面白い。失敗だったとしてもそれが楽しい。
色々と試して失敗したり面白がって、それで結局何処に着地しようかと考えている。
例えば、色彩で言ったら白と黒の間をさまよって無彩色の中を游いでいる感じ?
でも、それは決して色がないわけではなく、限りなく白に近いところで光っている黒かもしれない。或いは、限りなく黒に近いところに赤みを帯びていたりする。
様々な表情を遊びながら探している。
昨日の発表会では、幾つかある先生のお教室の生徒さんが参加されていて、総勢28組もの個性溢れる朗読・朗読劇を聴かせていただいた。
自由やぁ~!
皆さん生き生きと楽しみながら読んでいる。感動した!
そして私も昨日は思いっきり愉しく読むことが出来た。
もちろんなかなか100%完璧とはいかないけど、その場で聴いてくださるお客様に楽しんでもらいたくて限りなく心を込めて届けたつもり。。。
届いていたら嬉しいな。
それから、もうひとつ感じた事を。
朗読は決してひとり作業ではないという事。
以前の私の練習はひとりで黙々とただひたすらに声を出して読んで、ひとりで完結していたのかもしれない。
だから作品に対して私ひとりの考えだったり固定観念から抜け出そうともしなかった。というより気付けていなかった。
今、朗読を語れる友が仲間が傍にいて、あーでもないこーでもないとアプローチしてくれる。
なーるほどと目から鱗的な気付きのナント多いことか。
たまにめんどくさいなーと思うことも有るけど、それも面白い。
色々とアイディアが出てくる。
面白い、やってみよう!となる。
お仲間がいるってこんなに幸せな事だったのだなぁと染々と感じている。
ホント、今更なんだけど。
そして、最後になったけど。
冷たい雨が降る中、聴きに来てくださり、長時間お付き合いくださった方々に感謝致します。
ありがとうございましたm(__)m