3月17日の夢見月朗読発表会のご報告です。
この日東京神楽坂にある赤城生涯学習館レクリエーションホールに、葉野ミツル先生の下に集まった30名あまりの朗読を楽しむ仲間たちは大集結しました。
葉野先生の教室は仙川、目黒、四谷、オンライン、そして私の通う横浜と5か所もあって、それらの各お教室からの大集結なのです。ドンドン人数も増えていて、年1回だった発表会がとうとう年2回になってしまいました。
ですから、発表者ひとりに与えられた持ち時間は「8分」
この「8分」の作品を探すのも一苦労ですが、この「8分」の作品の中に命を吹き込み朗読世界を作り上げていくという作業がまた一苦労です。
皆さんの選書をみていると本当にいろんな作品を選ばれています。
8分以内に読める作品もあれば、長い作品の一部を抜粋していたり様々です。
よく見付けてくるもんだと毎回感心しています。
そして、これからの参考になりますね。
さて、今回私が選んだ作品は星新一の短編で「ネコ」です。
この短い時間の中に繰り広げられる「ネコ」と「宇宙人」のドラマをどのように伝えようかと考えて読みました。
あ、それと「S氏」。星新一の作品にはよく登場するお馴染みのキャラクターです。
練習会で「S氏」を声に出して読んでみると、「エッシ」に聞こえるとご指摘をいただきまして・・・自分では気付いていなかったので有難いご指摘でした。
文字にすれば「エスシ」
声に出すと子音がつぶれて、確かに聞き取りにくいですよね。
かといって、文字通りに「エスシ」と発音はスマートではありませんし。
これをどう発声しようか。
本番までに口の形とか動かし方とかちょっと研究してみました。
せめて最初にこの「S氏」が登場したときだけでもきちんと伝わってほしいなあ。
さて、本番ではどうだったでしょうか?
↓
https://drive.google.com/file/d/1FAuhycytrejSsSmYj_LpNpnDPNjD-hz7/view?usp=sharing
(記録のための、冒頭の一部より)
他にも課題はてんこ盛りでしたが、ひとまず今回も楽しく朗読させていただけました。
遠いところを会場まで足を運んで応援してくださった皆様、
長時間お付き合いくださいまして本当にありがとうございました。
この発表会は今秋にも開催されると思いますので、またご案内させていただきます。
葉野先生、これからもどうぞよろしくお願いいたします。