ちょうど一年前に開かれた朗読会。
会場となったカフェはもうないが、とても懐かしい。
背にした木枠の窓からは桜並木がとても美しく見えていた。
ご主人の入れてくれる珈琲の味が・・・思い出される。
ちょうどお店も前にあった桜の木も、今はもうない。
訳あって切られてしまう運命だった。
だから、この桜の木に聴いてほしくて開かれた朗読会でもあったのだ。
わたしは き。
さくらの き。
なまえは ソメイヨシノ。
もうすぐ はながさきます。 まっていてください。
絵本「さくら」より