気ままに朗読ライフ (#^.^#)

朗読・紙芝居・読み聞かせのブログ

ご報告、 大人の図書室による読み語り&セッション

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大人の図書室による読み語り&セッション「怖いはなし・冬 ~奇妙な扉がひらく刻(とき)~」無事に終了しました。
朝から冷たい雨が降り足もとが悪い中、お集まり頂きましたお客さま方、本当にありがとうございました。

怖いはなしは、ここ数年夏の暑い季節に行っていましたが、今年は敢えて寒いこの季節に計画してみました。
そして、奇妙な扉はひらかれました!

前半の読み語りの部では、
今回メンバーのひとりが今昔物語に挑戦し、文語体で語られる古い日本の言葉の持つ美しい響きをお伝えしました。
次は絵本で遠野物語より「ざしきわらし」を。絵の持つ力を借りて、じっくりとお伝えしました。
宮沢賢治の「注文の多い料理店」はメンバー全員での群読で。
なかなかメンバー全員揃って練習が出来ず仕上がりを心配しましたが、本番では心が繋がっていた気がします。
そして私は次の「二つの穴」というお話しを朗読です。老婆の一人称で語られていく形のお話しを一人芝居のように語ってみました。読みながら怖かったです。入り込んでいたのでしょうか。
最後は紙芝居で「鬼のつば」というお話しを。これを演じたメンバーさんは紙芝居を演じるのは初めてというなんとも無謀な挑戦で、最初はハラハラしておりました。でも本番までに仕上げてきてくれて素晴らしい出来だったと思います。魂を込めて熱演してくれました。
後半のセッション(交流会)の部では、お客様と輪になりご一緒にお口の体操がてら「アメンボ赤いなアイウエオ」を声を合わせて読みました。
そして自己紹介の後、ご持参頂いた本の紹介です。興味深い本の数々の本にはそれぞれその方々の人生も重なって見えてくるようでした。手に取ってじっくりと読んでみたい本ばかり。
こんなの情報交換の場は、私たちにとっても貴重な事なのだと改めて思います。
その次のコーナーでは、フレーズ読みをすることに。
古典の世界を体験して頂こうと用意したのは平家物語の冒頭「祇園精舎」。
中学生の頃、意味もわからず丸暗記させられた記憶が蘇ります!
が、現代語訳を読んでみるとなかなかいいことを言っているのだと理解できて。そんな事を頭の片隅に、声に出して読んでみると、なんとも心地好い響きが伝わってくるではありませんか。
心が静まっていくようです。
言葉には魂が宿ります。言霊ですね。
盛り沢山のセッションは、そんな事をお伝えして終えたのです。


お客様にどれ程伝わったのだろう。
疑問ではありますが、私たちの言霊はきっと届いたんじゃないかと信じております。
リハーサルの最後の最後まで意見がまとまらなかったり、納得がいかなくて照明にこだわってみたり、練習不足にイライラしてみたり。。。課題だらけで迎えた本番だった気はしますが、本番に強い私たち?は、見事にやりきりました!
自画自賛(*´∇`*))

そして、そして。
私は今回の読み語り&セッションを持ちまして、大人の図書室を《卒業》することになりました!
大変有意義な時間を過ごすことが出来て幸せでした。
沢山勉強させて頂きました。
本当にありがとうございました(*≧∀≦*)


《卒業》して、その後は?
そうです!
12月24日の「おかしな2人のお話し会」です!
こちらに全力を注ぎたいと思っています。
まだ若干お席有ります🎵
Xmasイブにおかしな2人に逢いに来てください!お待ちしておりますm(__)m

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