4月13日
お陰様をもちまして春の朗読会『春はcafeでドラマティックに朗読を』が無事に終わりました。
春爛漫、お出かけ日よりの平日の午後。。。
お客様は少ないかもしれない、と思っておりましたが予想に反して大勢の方が
聴きに来てくださいました!
遠くは千葉から。そして都内から。小田原からも。
遠い所からわざわざ足を運んでくださり、本当にありがたいことだと思います。
しかしながら、最初からガチガチに緊張しーの私。
まともにご挨拶ができていたのでしょうか?
お耳障りなトークになっていませんでしたか?
あー、いつもそれが残念な私。。。
もっと勉強しなくては!
ともあれ、こんな調子でスタートしたのでした。
最初はお客様にお願いしてまど・みちおさんの詩「くまさん」を全員で
声を揃えて読んでいただきました。
だから可愛いくまさんが大集結?でしたね。
さあ、このパワーを頂き最初のお話し『花さき山』へ。
チリ~ン♪
春の山里の山姥とあやという名の女の子のおはなし。
不思議な世界の民話。
後で山姥の台詞を聴きながら民謡を聴いているようだったとの感想を頂きました。
方言を使った節回しだったのでそう聴こえたのでしょうか(笑)
そして『蝶を編む人』
軽快なBGMにのせて不思議なおばあさんがホテルにやって来て物語が始まります。
緊張のためか、後で録音したものを聴くと結構早口で読んでいたようです。
あー、またもや反省です。
色とりどりのカラフルな蝶がヒラヒラ舞い飛ぶ姿は皆さまにイメージが届いた
でしょうか?
10分間の休憩を挟んで後半へ。
この間、暫し馴染みのお客様とお喋りなど。
後半は尺八演奏のBGMでスタートです。
お客様のざわつきも次第に静まり、いよいよ『高瀬舟』の始まりです。
。。。。。
知恩院の桜が入りあいの鐘に散る春の夕べに。。。
大好きな一節、伝わったかな~?
日本語の美しさをお伝えしたくて選んだこのお話し。
読み終わる頃には、泣きたくなってしまいました。
勿論話しに入り込んでいたということもあるけれど、それよりも、
これで終わってしまうと思ったら何だか淋しさが込み上げてきたのです。
そしてBGMの尺八の音が最後に哀愁をおびて場を盛り上げてくれました。
春をテーマに選んだお話しではありますが、最後の『高瀬舟』は孤児の
生活苦であったり安楽死についてだったり重いテーマのお話しで、このまま
朗読会を終わらせるのはお客様に対して忍びなく思っておりました。。。
。。。と、ここで「石川さーん!臨時ニュースです!!」の声が!
原稿を受け取って
「えー、只今臨時ニュースが入ってきましたのでお伝えします。
ピンポンパンポーン♪」
工藤直子さんの『お昼のニュース』という可愛い詩を朗読して、大いに笑って
笑顔になって頂きました。
最後の最後はガラリと空気を変えて可愛い詩をもうひとつ読みたかったので、
音響担当のK.Kさんに頼んで「臨時ニュースです!」を言ってもらったのです(笑)
ふふふ~~~
大成功~~~( v^-゜)♪
とはいえ後で考えてみると猛省する事だらけで課題は山積み状態。
心優しいお客様に助けていただきまして、私はこの場に立たせていただいた
のだと改めて感じております。
でも課題は必ず次回に活かします!
と心に誓い、幕を閉じたのです。
最後になりましたが。。。
構成から美術、そして朝から着付けを助けてくれたH.Kさん。
音響全般引き受けてバッチリこなしてくれたK.Kさん。
当日の細かな作業全般引き受けてくださったS.Sさん。
貴女がた無しにはこの会は成立しませんでした。
改めまして感謝申し上げますm(__)m
また、お願いします(^^;