3月のもうひとつの朗読発表会
「やまねこ朗読発表会」
昨年4月より元NHKアナウンサー山根基世さんの朗読指導者養成講座(第7期生)を受講しておりましたが、その講座の発表会になります。
【絵本から古典文学まで幅広い題材から日本語の特性をふまえた読み方を身につけます。朗読上級者、指導者を目指す人、「ことばの力で未来を拓く」ーそんな子どもを育てたいという志のある方に向けた講座です。】
元NHKアナウンサー山根基世さんのご指導のもとでのこんな趣旨の講座ですから、朗読の基本を先ずはしっかりと身に付けたかった私は即受講を決めました。
が、それまでやってきた舞台朗読とは全く違う切り口ーーーマイクを使うことを前提にした朗読に、最初から最後まで戸惑い続けていたというのが本音です。
「真っ白いご飯が基本ですよ」
極力抑揚をおさえて平らに読むーーーつまり語りかける朗読。
もちろん棒読みになってはいけないーーー。
自己流に近い私にはきっと変な読みクセがあるのだと気付かされました。
これがもしかすると私の個性なのかもしれないけれど、それもよく分からないかな。
戸惑っている私に山根先生は「あなたの引き出しのひとつにしなさい」と言葉をかけてくださいました。
つまり読む作品によっては「真っ白いご飯」なる朗読は必要なんだと理解しました。
ーーー、朗読の奥深さを知れば知るほど、その深みに落ちていきます。
もう抜けられそうにありません(笑)
これは、その山根基世先生の講座のもと一年間共に学んだ30名ほどの第7期生による朗読発表会です。よろしければ、是非会場でその成果を見届けてください。お待ちしております。
※ 私の朗読作品は与謝野晶子「君死にたまふことなかれ」
※ あいうえお順での出場のため私は最初の方です。