12/2(土) 大人の図書室による
『大人のための読み語り & セッション』
無事に終えることが出来ました。
ご来場下さいました皆さま、心よりお礼申し上げます。
お陰様で、楽しく幸せな時間を過ごすことが出来ました。
前半は『冬のはじまりに』と題して私たちの読み語りをお聴きいただきました。
大人の方に向けてではありますが、何故かプログラムには絵本が多くなってしまい、
でもそこが私たちのグループらしいところでもあります。
Uさんの「だんろのまえで」
そっと寄り添ってそのままの自分を受け入れてくれる友。
暖炉の柔らかく温かい炎の色が、疲れた心にそっと沁みこんでくる。
そんな満たされた時間を味わえるようでした。
私の「ぜつぼうの濁点」
ひらがなの国で起こる濁点の奇妙な物語を絵本で聴いて頂きました。
全員で「いちょうの実」
宮沢賢治の童話を5人で読みました。
丘の上の一本いちょうの木(母親)に、様々ないちょうの実(子どもら)。
あちこちから子どもらの会話か飛び交っている様子を聴いて頂きました。
楽しかったな~~~♪
Kさんの「天女銭湯」
絵のインパクトが絶大なのですが、それにも負けぬ艶っぽい天女の声で
会場の皆様、一同のけぞりながらの大喜び。
いや~、私もあんな声で読んでみたい!
Hさんの「手ぶくろを買いに」
新美南吉の童話。
雪が降るような寒い日には、このきつねの親子の物語がしみじみと
心に響き渡ります。
休憩を挟んで後半では、お客様とのセッションを楽しみました。
私たち「大人の図書室」では、ただ読み語りのパフォーマンスだけに留まらず、
お客様にも参加していただいて一緒に本を楽しんで頂こうという会です。
もしかしたら、ご自分ではなかなか手に取ることのなかった面白い本と出逢える
かもしれません。
もしかしたら、ユニークな表現方法のヒントが見つかるかもしれません。
お茶を飲みながら和気あいあいそんな場になったら嬉しいなと思っています。
。。。。。。
な~んて、考えてはいましたが、まさかホントにあんなに盛り上がるとは!!
持ち寄って頂いたお気に入りの本について語りだしたら皆さん止まるところを
知りません。本の奥深さに一同涙するほど感激したのでした。
予想をはるかに超えて大満足な一日となったのは、私だけではなかったのでは
ないでしょうか!
ひとつ反省。。。
私、今回はセッションの進行役をさせて頂きましたが、ナント、本の読み語りの
時の緊張よりも、こちらの方がよっぽど緊張しちゃって。。。
挨拶で何を言っているのか分からなくなり、頭が真っ白になりかけてしまいました。
自分の言葉で話さなくては駄目ですね~、やっぱり。当たり前だけど。
そして、お客様やグループの皆に助けて頂き何とか乗り切れました。。。
ありがとうございました。
ともあれ、そんなこんなで、閉幕したのでした。
次回は来年の夏!
たぶん。
どうぞお楽しみに~~~♪