先週(金)、ぽかぽか陽気の春爛漫の午後、お蔭さまで無事に『ロコさんの朗読会』終えることが出来ました。
保土ヶ谷のKIKCAFEさんで開催するのは3回目になりました。
KIKCAFEさん、いつもお世話になります(^^)
和室のような異空間であり、アットホームな空気が漂う、何とも不思議な空間で心地よくお客さまをお迎えしました。
今回は〈春風にさそわれてよむ詩〉と題して、「智恵子抄」と「ポケット詩集」の中の数篇を聴いて頂きました。
高村光太郎の「智恵子抄」は今までにも何度か朗読する機会がありました。
その度に感じていたのは、詩の書かれた時代背景やそこにある光太郎とその妻智恵子の愛のドラマ抜きに読んでいいのだろうかという素朴な疑問でした。
ですから今回は、その作品の時代背景や光太郎と智恵子の人物像にもスポットを当てた形にしたいという強い気持ちで挑みました。
一つ一つの詩の中の光太郎の心像まで朗読で表現し伝えたかったからです。
上手く伝わっていたとしたら、嬉しいのですが…(笑)
お客さまのMさんにお借りした「CHIEKO命と愛のメッセージ」という智恵子の切り紙絵の画集も皆でじっくりと見て共有しあい、
その世界観をいっそう深めることが出来ました。
Mさん、感謝です!
さて後半は、「ポケット詩集」を読むのですが、その前に…。
お客さまにも声に出して詩を読むことを体験して頂きたくて、手作りの詩の冊子をプレゼントしました。
これを皆で順番に読んだり声を揃えて読んだりして楽しみました。
そしていよいよ「ポケット詩集」の中の数篇を朗読です。
この一冊の中にいろんなジャンルの詩が、まるで言葉の宝石箱のようにぎっしりと詰め込まれているような詩集なのです。
どれを読もうか本当に迷いました。
ひとつの詩を読んではお客さまとそれについて語りあい…、また語りあい…。
其々の人生までも語りあいました。
実は前日まで、こんな形の詩だけの朗読会なんて成立するのだろうかと本当は不安だったのです。
ところが、私の想像したより遥かにお客さまに受け入れて頂き、一緒に楽しんで頂けたようでホッとするやら嬉しいやら。
言葉の力って凄いんだなぁと今回改めて感じたのでした。
それもこれも皆、ご参加下さいましたお客さまの優しさのお蔭なのだと思います。
お一人お一人のお気持ちに心から感謝申し上げます。
ありがとうございましたm(__)m
そしてblogやFBで声援を送ってくださった皆さま~、本当にありがとうございました
パワーを後ろ楯に心強かったです!
心より感謝申し上げますm(__)m
さて!
また新たな挑戦に、乾杯