先週(土)に無事に『大人の図書室』終わりました。
ご来場くださいました皆さま、本当にありがとうございました。
この季節、巷ではインフルエンザやその他風邪など体調不良の人も多い中、元気に大勢のお客様に来て頂けてホッとしました。
前半、大人のための読み語りでは《泣けるはなし~優しい気持ちになれるとき~》と題して、5つの作品をお届けしました。
絵本「100万回生きたねこ」
紙芝居「ないたあかおに」
朗読「ボクの賢いパンツくん」
群読「おこんじょうるり」
詩「最後だとわかっていたなら」
泣ける…そこにはいろんなドラマがありました。
人の優しさが見え隠れしていたように思いました。
其々の作品に込められた言霊がお客様に届いたことを願います。
さて、休憩を挟み後半はセッション(交流会)です。
お客様には「泣けるはなし」などをテーマにお気に入りの一冊を持ち寄って頂きました。
それを紹介して頂くのですが、その前に皆様勿論初対面ですから、少なからず緊張気味ですよね。
そこで、この緊張を取るために全員で谷川俊太郎さんの詩「なくぞ」を声を揃えて読んで頂きました!
ここで思わぬハプニングが?
皆様で詩を読んで頂くのは計画通りでしたが、ファシリテーター役のメンバーが私に
「先ずはイシカワさんに読んでもらいましょう!」と無茶ブリをしてきたのです!
思わず「えっ、聞いてないよ~!」
とは言ったものの、ここで時間ロスするわけにもいかないし…皆さん笑いながらも期待の眼差し。
えーい、どうにでもなれとばかりに大声を張り上げて「なくぞ」読ませて頂きました!
ともあれ、この後全員大声で詩の群読となりました。
お陰で一番緊張がほぐれたのは「私」だったのかもしれませんね…( ;∀;)
この後、皆様の持ち寄ってもらった本を紹介して頂きました。
中でも私が印象に残ったのは最年少の参加者さんで高校生の女性です。
幼い頃から大切に読み続けている一冊であること。
いつも彼女に優しく寄り添ってくれている一冊なのだろうと思いました。
これから大人になってお母さんになったらきっと優しくお子さんに読んであげるのかもしれない。
こうやって大切に読み継がれていくのかもしれませんね。
参加者の皆様其々の人生を彷彿させる珠玉の一冊をご紹介頂きました。
今回も濃厚な時間を皆様と過ごせましたこと、本当に心から感謝致します。
仕掛人であります私たち《大人の図書室》のメンバー5人、これからも益々精進して参ります。
次回もご期待下さいませ!
本当にありがとうございましたm(__)m