気ままに朗読ライフ (#^.^#)

朗読・紙芝居・読み聞かせのブログ

3日間10時間の短期集中ワークショップ参加

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頑張った。。。ひたすら、頑張った!

壌晴彦先生の短期集中ワークショップに参加した。

  【音読でわかる『雨月物語』】
  ナレーションの立ち位置とは。
  身体をつかって文章を仕分け、立体的に組み立てる。
  これが読めたら怖いものなし!?
  上田秋成の名文を読む。 

 

募集にはこんなフレーズで案内されていた。

雨月物語」の原文を読むのだとは覚悟していたけど、

やっぱり、難しい~~~~~!

始まったとたん逃げ出したくなる衝動に駆られる。。。

治りかけの風邪引きさんが悪化しないうちに帰った方が

いいかもしれない、などと心の中で何度思ったことか。

それが、一日目踏ん張って受講してみると。。。

あら不思議!

『頭の中が。。。いとをかし~』(*^。^*)

 

壌先生の解説と、その口からかもし出されてる怪しくも雅なる

日本語にすっかりハマってしまっている私なのであった(笑)

とはいえ、慣れない言葉に口が付いていかず、舌を噛みそうに

なりながら、四苦八苦しながら、口にその動きを覚えてもらうまで

何度も何度も繰り返して、ようやく何となく読めるようになった。

現代の口語文体とまったく違う聞き慣れない言葉のオンパレードで、

先ずは言葉の解釈が絶対不可欠。

意味さえ解ればその意味する言葉を音に乗せて発すればいいのだ。

これって、もしかしたら言葉遊びに似てるかもしれない。

例えば、

 

(@_@;).。o○(>_<).。o○(;一_一).。o○.(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

 

解説:

「え~、無理!難しいじゃん、これ。んー、でも頑張らなきゃー!」

 

みたいな感覚!

これでいけば何とかなるかもと、密かにほくそ笑みながら。

 

さて、今回のワークショップでは上田秋成の「雨月物語」妖美怪奇な

9つの物語の中から『吉備津の釜』を学ぶ。

《文章で読まず単語単語で読む》

とまた難しいことを言う。

何となく解った気になってさ~っと読んでしまうが、一つ一つの単語

の意味を探るのだという。

同じ作品の中に「そのとき」という言葉が何度となく出てくる。

だが、ひとつとして同じ意味の言葉はない。

その時間や空間など、前後の状況から判断しなければならないはずで、

そう考えればどれもこれも同じ音であるはずがないわけである。

・・・さもあらん。

一つずつ単語を探る必要性は理解できたけど、30分~40分もかかる文章を

一語一語探るなんて、なんと気の遠くなる作業であることか!

 

と、思っていたがナント、3日間で完結してしまった!

ま、完璧と言うわけではないのだけれど。

ともあれ、これが恐怖の、、、いや。

怒涛の3日間の言われである(@_@;)

 

壌先生、今回も懇切丁寧なご指導をありがとうございました。

さてさて、明日はいよいよ壌先生の『朗読LIVE2016』の日。

楽しみにしております(*^_^*)

 

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