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気ままに朗読ライフ (#^.^#)

朗読・紙芝居・読み聞かせのブログ

さむい冬に.。o○

てぶくろをかいに (大人になっても忘れたくないいもとようこ名作絵本)

「てぶくろをかいに」を読んだ。

新美南吉の作品をいもとようこさんが絵本にしている。

寒い季節には母と子のほのぼのと温かいお話しが読みたくなる。

それにしても、日本語が美しい。

 

さむい冬が北方から、きつねの親子のすんでいる森へもやってきました。

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「おかあちゃん、おててがつめたい、おててがちんちんする。」

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くらいくらい夜がふろしきのようなかげをひろげて、野はらや森をつつみにやってきましたが、雪はあまり白いので、つつんでもつつんでも、白くうかびあがっていました。

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そして、私の一番大好きなシーン。

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かあさんぎつねは、しんぱいしながら、ぼうやのきつねの帰ってくるのを、いまかいまかと、ふるえながらまっていましたので、ぼうやがくると、あたたかいむねにだきしめてなきたいほどよろこびました。

にひきのきつねは、もりのほうへ帰っていきました。月が出たので、きつねの毛なみがぎんいろに光り、その足あとには、コバルトのかげがたまりました。

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「ほんとうににんげんは、いいものかしら。ほんとうににんげんは、いいものかしら。」と、つぶやきました。